










平和の間〜王妃の寝室〜貴族の間〜会食の間へ
鏡の間の南にある平和の間は
ルイ15世にちなんだ丁度品で飾られて
います。この部屋は、もとは王妃の居殿と
直接繋がっていて、主に娯楽室として
使用されていました。右写真の暖炉の上の
楕円の絵画はルイ15世が永遠の平和を
得るために双子の王女アンリエットと
エリザベートをヨーロッパに捧げている図。
マリーアントワネットがここに設置させた
ものといわれています。
会食の間
会食の間はルイ14世、マリア・テレジアの時代から
ここで王妃がしばしば大会食を開いたことから
名づけられています。
左から王女が王妃にとりすがり右側に王太子が立ち王妃が膝に
幼い王子(後のルイ17世)を抱いています。
やがて訪れるフランス革命の悲劇はまだ微塵も感じられません。
しかしこの絵は次第に国民から不人気となっていた王妃が家庭的な
女性であると宣伝する意図で描かせたといわれています。

平和の間

王妃の寝室
天蓋部分です。この上に広がる天井画は
「慈愛、豊穣、貞節、貞淑」という王室女性4つの
徳を表した絵画が描かれています。
マリーアントワネットがこの部屋の主になった時
天井の四隅にあったフランスとナヴァール家の
紋章に加え、実家のオーストリア王家の
双頭の鷲の紋章を付けさせています。
この部屋の豪華な装飾は栄華を極めた頃には
季節事に替えられていたのだそうです現在の
姿は夏の装いです。
可愛い花柄が散りばめられた豪華な寝室
「う〜ん、でも落ち着いて眠れないかも〜」
なんてこれは庶民的感覚かな〜!
この部屋でひときわ目を引くのは
ヴィジェー・ルブラン夫人の描いた
「マリーアントワネットとその子どもたち」の絵です。
王妃の寝室の南側にある花壇は
アンドレ・ル・ノートルの設計によるもの
遠近法を用いたフランス式庭園の傑作と
いわれています。ルイ14世のお気に入り
の庭園だったといわれ、王みずからの
「庭園案内の手引き」により散策コースの
紹介がなされていた美しい庭園です。
貴族の間
この部屋を最初に使用したマリア・テレジア時代の装飾は
天井画にしか残されていないのです。
マリーアントワネットが次男(後のルイ17世)が生まれた時に全面的に
模様替えした為で、マリーアントワネットはこの部屋に
お気に入りの廷臣や貴婦人、芸術家を招いてサロンを開いていました。
また、王妃が公式謁見をするのもこの部屋であったといわれています。
