中世の城塞「ロンドン塔」へ

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レ・ミゼラブルはクィーンズ・シアターでロングラン上演されています。
原作はフランスの作家ビクトル・ユーゴの「ああ無情」
貧困にあえぐ市民が反政府運動を行う19世紀のフランスを背景に
投獄された後、市長にまでなったジャンバルジャンを主人公に
圧倒的な歌で展開していくミュージカルです。

ピカデリーでミュージカル体験

ピカデリーサーカスのサーカスとは、円形の広場の事、象が出てきたり空中ぶらんこを
している所ではないのでした。このあたりはロンドン有数の渋滞ゾーンで人と車で
いっぱいです。↓写真の中央に見えるのは「エロスの像」本来は慈愛の天使として
1892年に建てられたのですが、今は恋愛の神「エロス」の愛称で親しまれ
待ち合わせ場所のメッカとなっています。この天使にいたずらする人が多く
パンツをはかせたり、・・etc、今はいたずらも見つかれば罪、罰せられるそうです。

19時30分に開演した舞台はスタンディングの拍手とカーテンコールで盛り上がり
終演後、クーンズ・シアターを出たのは、10時を過ぎ、雨が降っていました。
添乗員さんから
「イギリスのタクシーは世界一ですから、安心して乗って大丈夫」と伺っていたので
すぐに、タクシーに乗ってアールズコートのホテルまで皆さんとスムーズに帰りました。
一人では、実現できなかったミユージカル観劇の夢☆皆さんに感謝です。
 観劇の後、軽く何か食べましょうと☆という事になりました。
実は、観劇の前にロンドン三越の横にあるヌードルの店で何か軽く食べようと
↓このヌードルを食べたのですが、このヌードル、タイのトムヤンクンの
匂いのするスープに、日本の堅茹でのうどん、そしてトッピングにひまわりの種・・・と
全く不思議な食べ物だった為???ほとんど食べられず・・空腹だったのです。
このヌードルもご一緒して頂いた皆様・・・ごめんなさい・・・。
(このヌードルをジャパニーズヌードル「うどん」だと思って食べる英国人がいる事は
かなりな、問題だと思います。)
 観劇後、ホテルのバーで注文したサラダやポテトとビーンズの↓おつまみは
なかなかの美味でした。ほっと一息です。ロンドンで過ごすのも残すところあと1日。
フリータイムで楽しく充実した時間を過ごしましょう☆と今宵もミーティングです。

夕方になりハンプトン・コートの観光からピカデリーサーカスに戻ってきました。
この夜、「ピカデリーでミュージカルを観る」という目標を旅の前から持っていた私・・
この、夢の実現の為に、添乗員さんはじめ色々な方にお世話になりました。
湖水地方観光をしていた2日前に添乗員さんにお願いしてチケットを電話予約!!
当日、劇場のチケット売り場でちゃんとチケットを購入出来るかな?と不安もありましたが
Hさんご夫婦の協力でチケットも無事手元に☆旅をしている間に親しくなった総勢7名で
「レ・ミゼラブル」を観劇しました。

 私たちのお席は1階の後方です。
前方の席の方へ行き、上を見上げると、こんな天井が見えます。
この劇場、2階席が、ぐん〜と前方に出ている構造になっているので
2階のセンター席が一番良い席なのでは・・・?と思います。
 私は、このミュージカルの日本版を帝劇と梅田で2回観たことがあり
その後、映画も観て、フランスに行った時はビクトル・ユーゴがこの原作を
書いたという自宅(今は記念館になっている)の前の公園を散策。
そして、ルーブル美術館で、絵画「民衆を導く自由の女神」の中に
この劇に登場する少年カブロッシュのモデルとなった少年像を見て・・etc
・・・・・と・・・もうこのミュージカルにはまっているので、言語が判らなくても
雰囲気で感動出来るのです。しかし、、ご一緒して頂いた皆さんとなら
もっと楽しく、パーフォーマンスで感じ取れる
ミュージカルで大いに笑った方が良かったな〜!!とも思うのでした。
 本場のレ・ミゼラブルを観た感想は(ローズガーデンを見た時と同じで)
日本の舞台装置や演出、役者の歌や芝居は、素晴らしく頑張っていると
と感じました。日本人は、なんて器用に模倣して、また模倣以上に
素晴らしくなるエッセンスをプラスする力を持っているんだろう☆
と思ったのですよ☆

 添乗員さんの最新情報によると、今、一番メジャーなミュージカルは「LYRIC」シアターの
この「スリラー」なのだとか。
帰国して調べてみると、6月25日に急死したマイケルジャクソンのトリビュートミュージカルで
マイケルの数々のヒット曲を40名のキャストでパフォーマンスするのだそうです。
これこそ言語を超えて楽しめるミュージカルですね、きっと。
 このピカデリーに来て見て、初めてわかったことは多く、もしまたロンドンでミュージカルを
観るチャンスがあるなら、もっと楽しめる観劇が出来ると思います。