ワット・ポーで寝釈迦仏に出会う

暁の寺から船でター・ティアン船着き場に戻り、再び屋台のスルメの臭いを嗅ぎながら
タイワン通りを少し歩くと、すぐに「ワット・ポー」入口に到着です。

タイ語と英語で書かれた入口の案内

入口を入ると小学校があります。タイは仏教国なので
お寺に学校が隣接するのは一般的な事のよです。

ワット・ポー(別名・涅槃寺)は1788年にラーマ1世によって建立された寺院で、タイ最初の
医学大学・タイ式マッサージの総本山として、また巨大な寝釈迦仏のあるお寺として知られています。
寝釈迦仏の金色は釈迦三十二相の中で人々を喜ばせた結果の色
輝きは迷いを除いて願いを叶える相なのだとか。う〜ん私も迷いを除いて願いを叶えたいな〜☆

この寝釈迦仏は身長46m高さ15mで専用に造られたという仏堂の中いっぱいに体を伸ばして
いらっしゃいます。全身、金箔でつやつやですよ☆

お顔はこのとうり、肩肘を付いてリラックスした様子でお休みです。
これは悟りを開いたお釈迦さんの
涅槃に入る直前を表現しているのだとか
悟りの境地と慈愛の表情で悠然としていらっしゃいます。
こんな表情で涅槃に入れるようになりたいものですね。

こちらは寝釈迦仏の足の裏です。幅5m、高さ3mで真珠貝の螺鈿細工画で108面の絵が
描かれています。これはバラモン教から生まれた仏教の宇宙観を表現した
「モンコイロンペート」というもので、人々に幸福をもたらすと言われています。
扁平足なのにも意味があり超人であることを示す32の身体的特徴の
1つとされているのだそうです。

タイ寺院でのお賽銭、入れ方の仕組み。
まず、下の写真の箱の中にお札を入れます。
100バーツ札(350円)や20バーツ(70円)など
色々なお札が見えますので、気持ち次第ですね。
そして箱の横にあるコインの入ったカップを受け取ります
 その後は右下写真のお鍋風の賽銭入れにコインを
少しづつ入れて行くのですよ〜。

寝釈迦仏のお堂を出ると、隣にモザイクの
四期の仏塔が
見えます。(右の写真)塔の中には
ラマ1世、〜4世の遺骨が納められて
いるそうですので、ここは王家の墓地でもあるのです。

 また、西の仏塔には
木の下に座る釈迦をナーガ(蛇神)が
雨風から守るというユニークな
プラナークボックス仏が安置されていました。

タイマッサージの本山らしいヨガの行者像もあります。
この境内に今もマッサージ学校があるのだそうです。

ワットポーの境内にはユニークで大きな石仏が置かれています。
これは中国への貿易船がタイに戻る時錘(おもり)として持ち帰った
「パラスト」と言われるもので特に門番として使われています。
このパラストはシルクハットをかぶった西洋人の石像
当時の西洋人の顔は東洋人には恐ろしい顔に
見えた事から門番になっているのだとか
この他にも長い髭を生やした恐ろしい顔の仙人像があるのだとか

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ワットプラオケ・王宮で王室文化を吸収