大英博物館で世界史を体感

テラコッタ風の顔面像や↓・壁画の断片など
色々見て廻ります。

→アメン神に仕えていた巫女
ヘヌトメヒトの金塗りの内棺。
第19王朝ラムセス2世時代
紀元前1250年頃のお棺です。

☆日本の大判小判も展示してありますよ☆

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色々見落としたコレクションに心残りですが
なんとかミュージアムを感じ取れました。また今度来ることが出来たら
もっと効率よく回れるかも?です。

ハンプトン・コート宮殿のゴースト伝説

↑誰なのかな〜?

こちらは「ウシャブティ」(我ここにあり)と叫んで
来世の人間に与えられた何らかの
仕事を代行する小像たちです。

↑「カリロン時計」はローマ教皇シクトゥスX世のために
作られたと伝えられています。ストラスブルグ大聖堂の天文時計を
模してイサーク・ハビレヒトによって製作された高さ1.57mの3段式時計
(オクタビアス・モーガンコレクション)

このギャラリーにある「ポーランドの壷」の本物を見逃して残念です。
ウエッジウッドが陶器で再現しようとした情熱を感じたかったな・・・・。
これは帰国して気が付いた事です。

↑アテネの赤像様式の壺がたくさんあります。

↑銀製品の名品や、↓世界のお金の展示もあります。

私が感動したのは時計の名品です。これはコートネイ・アンドリアン・インバートのコレクションを
1957年彼の没後に大英博物館が購入したものです。

↑大理石のミトラ像。ペルシャに起源するミトラ神は
西暦2〜3世紀ローマ帝国中に信仰されました。
この像は牡牛を生贄とするミトラを表しています。
神話ではこの牡牛の血が世界に生命を与えたとされます。

 こちらは、ロゼッタ・ストーンです。
(この展示室にあったのはレプリカ?かもです
帰国して見た資料で本物はガラスに入っています)
紀元前196年プトレマイオス5世の碑文が
刻まれた石碑です。
 1799年にエジプト遠征中の
ナポレオン軍が発見したものです。
 石碑をよく見ると、楕円で囲まれた
文字があり、この部分がファラオの
名前だと気付いた事がヒエログリフ
(象形文字)解読のきっかけになったのです。
 ロゼッタストーンの碑文解読によって
その後エジプト文化の謎が解かれて
行ったのですから、一大発見だった
のですね。

こちらはイースター島からやって来た「ホア・ハカナナイア」の巨石像です。
そう「モアイ像」です。

次はエジプトからギリシャ〜ローマ帝国時代へ行きます。

↑こちらはテーベ第18王朝の官士、ネバムンの墓所の壁画

↓こちらもアメン神に仕えていた
名前は不明の巫女のミイラと
その棺です。お棺のふたお開けると
こんなふうにミイラが入っているのですね。

ミイラは大英博物館で最も有名な所蔵品
最も人気の高い所蔵品でもあります。
大英博物館には約80点のミイラや保存遺体が
所蔵されているそうです。

☆エジプトの展示品といえばミイラです。色々なミイラがあります☆

展示品の後ろに見える蔵書はここが1923年頃に造られた
「キングス・ライブラリー」図書館であった事によります。

このギリシャ神殿風の階段を下りて1階の
ウェルカム・トラスト・ギャラリーに行く頃には見学の残り時間も
あとわずかとなっていました。

→ジョングラハムの
置時計です。ぼやけて写ってしまい
残念です・・・・。

↓こちらもなんだか高級な金時計です
それぞれがどんな逸品なのかは不明
なのですが。

→このハープを奏でる女神も
誰なのか不明ですが
なんとなく心惹かれて
とにかく感じ撮っておきました。

ロンドンにある国立のミュージアムの入場は無料です。
しかし、その運営上の寄付を集める呼びかけと
募金箱があります。

ギリシャ神話の世界が展示ギャラリーに拡がっています。

こちらは、古代近東の石彫かな?↑

この博物館の創設者「ハンス・スローン」卿→の
テラコッタ像もキングスライブラリーに展示してあります。
このスローン卿のコレクションを基にして2世紀以上も前に
大英博物館は作られました。
 スローン卿のコレクションは「道楽の珍品」も多く
作家ハリス・ウォルポールの記録によると
スローン卿はキリンやカバ、巨大蜘蛛など
当時めずらしかった様々をコレクションしていたと言う事で
開館当初の展示館・モンタギューハウス内部には
キリンの剥製3体が展示されている絵画が残っていて
その絵が大英博物館の案内本に載っています。 

こちらの古典彫刻を色々見ましたが
何がどんな作なのか、まだ調べが
ついていません。
 何はともあれ感じ撮る事に徹します。

 まず、館内に入ると見学の起点となる
「グレートコート」の開放的なガラスの天井が見えて来ます。
大英博物館は世界3大ミュージアムの一つで
その所蔵品は数百万点と膨大!
とても1日では見る事が出来ないのです。
それを、ほんの1時間程の滞在時間で見るのですから
全く駆け足で、とにかく駆け回って、なんとなくでも
この博物館の雰囲気を体感する事にします。 

大英博物館に到着しました。博物館の玄関はローマの神殿風です。

↑「ネフ」あるいは、「舟形時計」といわれるこの時計は
おそらく神聖ローマ帝国ルドルフ2世への献上品だったとされます。
アウグスブルグのハンス・シャロットハイムの作です。高さ99cm
これは見ごたえある名品でした。