5月18日(火)宝塚星組広島公演観劇
今回の星組地方公演「激情」は情熱の国スペインの「カルメン」が原作です。
脚本は柴田先生、演出と振り付けは謝先生。情熱と悲哀が深く心に
残る舞台でした。
この舞台1999年宙組で上演された舞台の再演ですが
涼紫央さん演じる原作者のメリメが登場したり謝先生の振り付けによる
星組トップの柚希礼音さん夢咲ねねちゃんのダイナミックなダンスが
新たな魅力で、広島厚生年金の舞台が本当に小さく感じられました。
この物語は主人公のドン・ホセが、ジプシーの踊り子カルメンの誘惑と魅力に
心を奪われ、やがて熱情ゆえに破滅の人生へと導かれてしまうドラマ・・・。
よく、スペインやイタリアを舞台にしたお話に登場するジプシーとは・・・?
ジプシーについて調べてみると
「ヨーロッパで生活している移動型民族を指す。転じて様々な
地域や団体を渡り歩く者を比喩する言葉ともなっている。」とあります。
常識からするとホセの行動は破滅的なのに、カルメンへの恋の姿勢は
まっつぐです。原作者メリメは世の男性の「憧れ」を投影させて
この物語を書いたのだとも想像できます。
それにしてもカルメンは魅力的悪女であります。
ねねちゃんは今までの可愛く清純なジェンヌのイメージから
自らを「あたい」と称するカルメンの激情的な魅力を表現する為の役づくりを
頑張っているな〜☆と感じました。
しかし、主人公のホセ(柚希さん」)にとってあまりにも悲しい結末の
このお話・・・観劇後もちょっと重い気持ちになったのでした。

ショーは前回大劇場星組公演のボレロの再演でした。
このショーは、愛をテーマにメロメ(風)という男とジゼル(花)という女が
日記形式で綴るドラマになっています。そして詩人「高橋睦郎」の「鳩」という詩の
語りもあり・・・それらがボレロのリズムで表現される不思議なショーです。
原色の目にまぶしい衣装が印象的でした。
ショーの中で柚希さんから「広島カープ頑張れ☆優勝☆」なんていう
広島のファンへのサービストークもあり会場はとても盛り上がっていました。
今回の会場広島文化交流会館は、旧広島厚生年金会館・・名前が変わったので
ちょっと混乱・・でも仕事帰りに無事、観劇を楽しめました。