観光6日目は、ホリディ・イン・ランカスターを出発して144㎞、約2時間の
ストーク・オン・トレントに向かいました。
このストーク・オン・トレントは上質な粘土が取れる事から
陶器の生産地として有名です。
日本でも人気のウェッジウッド、そのビジターセンターを見学します。
こんな感じでディスプレイしてあるのも素敵です。
壁にたくさんの花の絵皿が飾ってあってありました。
こちらは「ポーランドの壺」です
西暦25年頃、古代ローマで作られたカメオ・ガラスの「ポーランドの壺」が
18世紀に英国外交官によって、イタリアからイギリスに持ち込まれました。
(現在は大英博物館に展示されています)
それをモデルに1790年にジョサイヤウエッジウッドが作製したのが↑の
ジャスパーウェアー「ポーランドの壺」です。
4年の年月をかけ完成されたと伝えられる名品です。
ウエッジウッド社はジョサイヤウエッジウッドによって1759年に設立した陶磁器メーカーで、
日本でもファンの多い高級食器を製造、販売しています。今年になって経営破綻した事が
報道され、現在はニューヨークを拠点とするキャピタルパートナーズ社によって
再建が進められていると言う事です。
ビジターセンターの近くには、こんな邸宅もありました。
ビジターセンターのショップでたくさん買ったのはウエッジウッドのフレバリーティーです。
一箱1ポンド(167円くらい)でしたが日本のデパートでは630円です。
帰国後クッキーとの詰め合わせを作って→職場の友に配るととても好評でした。
これが、今回の記念に買った品です。でも私が買ったのはハワースのお店
ショップで買い物もできます。現地で購入すると、日本のデパートより、かなり
安く購入できます。それは、帰国してデパートのウエッジウッドコーナーに行って
はじめて気が付いた事です。(記念のジャスパーを買っておくべきでした。)
輸入には、送料の他、破損の保険、中間マージンが加算され
日本のデパートに並ぶ時には、高額な高級食器になるのですね。
「宝石のように美しい焼き物づくり」を夢見た
ジョサイヤウエッジウッド像が私たちを迎えてくれます。
お皿とフォークやナイフはウエッジウッドの製品☆ナイフ、フォークは不思議なカーブです・・・。
ビジターセンターのレストランでランチタイムです。
ジャスパーを製造する過程を実際に見学します。
こちらは、日本の食卓でもよく見かけるタイプのセットですね☆
展示の製品はポーターの原画に近い感じで、色もはっきりしています。
湖水地方が古里の、ピーターラビットの絵柄もあります。
特に、1774年に開発されたジャスパーは炉器(ストーンウェア)のひとつでカメオガラスなど
古代ギリシャ、ローマ美術の形状や装飾をモティーフとしいます。
そのブルーと白のコントラストが美しく日本でも大変人気が高い製品です。
こちらは絵付け作業?緻密な仕事です。